<Header>
<Author: 崔塗>
<Title: 巴山道中除夜書懷>
<Format: 五言律詩>
<Year: 1990>
<BookName: 唐詩三百首詳解  下卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 除夜　懐ひ有り>
<BookPage: 296>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
迢遰三巴路，
羇危萬里身。
亂山殘雪夜，
孤燭異鄉春。
漸與骨肉遠，
轉於僮僕親。
那堪正漂泊，
明日歲華新。
<End Poem>
<Translation>
遠くはるかな三巴の道の、万里も続く危険な旅路にわたしは今身を置いている。高低さまざまにそびえる山々に、消え残る雪を見る夜に、ただ一つのともし火の下で、他郷を旅する人としての悲愁をかみしめる身の上なのだ。 
しだいに肉親たちと遠ざかるにつけて、かえって、ますます従者である下僕に親しみの情を増している。だがしかし、ああ、どうしてこらえられようか、今はまちがいなくさすらって、明日はひとり新年を迎えるということを。
<End Translation>
<Formatted Translation>
遠くはるかな三巴の道の、万里も続く危険な旅路にわたしは今身を置いている。
高低さまざまにそびえる山々に、消え残る雪を見る夜に、ただ一つのともし火の下で、他郷を旅する人としての悲愁をかみしめる身の上なのだ。 
しだいに肉親たちと遠ざかるにつけて、かえって、ますます従者である下僕に親しみの情を増している。
だがしかし、ああ、どうしてこらえられようか、今はまちがいなくさすらって、明日はひとり新年を迎えるということを。
<End Formatted Translation>